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11月2日(月)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和


曽我量深先生の言葉拝読及び僧侶法話


曽我量深先生の言葉

人間のたましいとは、そういう尊い自覚を持つ。それで人間は、そういう過去の業を果たすために生まれてくる。それが人間の、正直な、尊いところである。だからどんな不幸な境遇をもって生まれてきても、誰もうらむべき人はいない。自分には過去の業によって、こういう苦しみを受けるようになっているのだ、だからこの責任を果たさなければならん、こう奮い立って生きてゆくことができる。

人間のたましいというものには佛さまのお助けというものがあって、はじめてたましいが明るい光というものを受けることができ、それによって、たましいが苦しみからのがれることができる。そうして、恐れることなく歩いて行くことができる。そうでなければ、たましいはいつでも危険にさらされていて苦しい。

そういう人間のたましいとは何か。それすなわち南無阿弥陀佛。南無阿弥陀佛というたましいが・・・・・・たましいが南無阿弥陀佛というすがたになったのをお助けという。南無阿弥陀佛というたましいが、どんなにみすぼらしくとも、そのたましいが如来の本願によってお助けをいただき、それが信心の業識というものになるのでしょう。

 

意志が人生を、われわれを動かしているのではなく、業が人生を、われわれを動かしているのである。

(『親鸞との対話』五三頁―五五頁)

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