トップページ > 今日の法話 > 11月12日(木)毎朝のお経と法話の会
正信偈唱和
曽我量深先生の言葉拝読及び僧侶法話
曽我量深先生の言葉
私思いまするに、往相・還相ということを申しまするが、往相というものは、つまりわれわれ意識生活の限度―意識生活の極まるところ、つまり分限ですね。意識の分限というところに往相というものがあると。こう私は思うのであります。還相というものは全くわれらの意識を超えたところにある者であろう。往相はとにかく意識の内にある。けれども、還相は意識の外にある。こういうように理解していいのであろう
(『中道』六五頁・一五頁)
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