正信偈唱和
歎異抄講義(上)拝読及び僧侶法話
歎異抄講義(上)・本文
「天神地祇」というのは、「天の神・地の神」です。では天の神とはどういう神でしょうか。これは日本だけではなく、中国、インドでも、世界中どこでも天の神という考え方はありました。日本では、八百万の神といいます。これは数限りない神さまがいるということなのでしょう。天照大神から始まって、たくさんの神さまがいるというのです。
また地の神とは、地上の神さまです。地上に生きてはたらいている神さまです。たとえば、大国主命から台所の神さまとか、かまどの神さまで、そのように地の神があります。
(天神地祇も敬伏し 183頁6行目~183頁11行目)