正信偈唱和
歎異抄
歎異抄・第八条
一 念仏は行者のために、非行非善なり。わがはからいにて行ずるにあらざれば、非行という。わがはからいにてつくる善にもあらざれば、非善という。ひとえに他力にして、自力をはなれたるゆえに、行者のためには非行非善なりと云々
本日の歎異抄・第八条 講義文
みなさんも今日、出かける前に鏡を見られたと思います。どうして鏡を見るんでしょうか。自分の顔は自分で見ることができないから、鏡で見るのです。お念仏は、そういう鏡のはたらきをする。自分自身を知らせていただく。それがお念仏の働きです。それで、念仏は自分自身を映す鏡であり、たとえば私のわがままを知らせて下さる。それは、自我のおもいの他のはたらきです。親鸞聖人は、わが行にあらずわが善にあらず、念仏はただひとえに他力であると説かれるわけです。
(念仏は鏡である 216頁4行目~216頁8行目)