正信偈唱和
歎異抄
歎異抄・第四条
一 慈悲に聖道・浄土のかわりめあり。聖道の慈悲というは、ものをあわれみ、かなしみ、はぐくむなり。しかれども、おもうがごとくたすけとぐること、きわめてありがたし。浄土の慈悲というは、念仏して、いそぎ仏になりて、大慈大悲心をもって、おもうがごとく衆生を利益するをいうべきなり。今生に、いかに、いとおし不便とおもうとも、存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし。しかれば、念仏もうすのみぞ、すえとおりたる大慈悲心にてそうろうべきと云々
本日の歎異抄・第四条 講義文
その門というのは、「八万四千の法門あり」といわれています。八万四千というので、無量、無限ということを示すのだと思います。一つ、二つ、三つ、四つといって、八万四千あると数えたわけではない、とにかく無量の法門があります。その八万四千の法門というのは、一人一人の人に合うような道としての用意されたのです。そういう点で仏教は、非常に法門が広いわけです。一人一人の人に合うように教えの道筋が準備されているのです。
(慈悲に聖道・浄土の変わりめあり 99頁8行目~99頁11行目)