【本文】 『歎異抄』 -第七条-
一 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報も感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なりと云々
【解説】 法蔵館『歎異抄講義』上巻・三明智彰著
わがままを張る心、我執からいうと、難しいということです。人に負けまい、とにかく勝負だと思っているような心では、この柔軟ということは大変難しい。しかしながら、その意地を張る心が間違いなのだと気づいたところから、柔軟という心に触れさせていただくということになるのです。
(金剛心と柔軟心 182頁3行目~182頁5行目)