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12月7日(月)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和


曽我先生実語抄拝読及び僧侶法話


曽我量深先生の言葉本文

御開山様は特に信心ということをおっしゃるのはですね。やっぱり人間は自分が自分をつくらんけりゃならん―自分のことは自分が全責任者である。したがって自分については自分が全権利をもっておる。これは動かんのでしょう。これは動かんのでありましょうが、しかしですね、私どもはその自分の本当の、自分が本当に自分をつくるという、そういうこと、そういうところの眼を開くと、そういう眼を開かしめられるということは容易でない。それがつまり往生の道というもんであろう。そういうんでありましょう。それは、佛様の他力というものによって、他力増上縁というものでなければ、そのような自分が自分の、本当の自分の眼を開くと―そういうことは出来ない。そういうところに浄土真宗の教えというものをよく明らかにしていかなければならんわけだと、こう私は思うんであります。

信心というのは自覚なんですからね、だからして最後はやっぱり、こう本当の独立者というものにならんけりゃならん。本当の純粋な意味の独立者というものでなければならん。とにかく、往生は生きているうちに往生するんだと。そして命終わった時に、その往生の最後の到達点に来たことをそれを成佛という。それでこの阿弥陀如来様の御本願によって往生という、そういう一つの道を開いて下さってたのである。で私は結論を言えばですね、

往生は心にあり、成佛は身にあり。

こういうんでありましょう。

成佛は身にあり、往生は心にあり。

(『中道』昭和四二年 七月号)

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