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1月20日(水)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和

曽我先生実語抄拝読及び僧侶法話

曽我量深先生の言葉本文
 

で私は、佛法というものが、阿弥陀如来の本願というものがあるから、阿弥陀如来の本願が南無阿弥陀仏を成就し、お念佛を成就して下されたから、私は、佛法は必ず、佛法全体が統一して、佛法がこの世界全体に広まって下さるに間違いない。こういうことを、この頃自分は明らかになって来た。それだけ私は明るくなって来た。この頃は新興宗教が盛んになり、佛法は日に日に衰えてゆくという人があるが、私はそうは思わぬ。佛法にはお念佛があるから、必ず世界のすみずみまで広まってゆくに違いない、と安心している。そして佛法が世界のすみずみまで広まることによって、世界が平和になる。この頃、平和、平和というているが、平和を願うているが、そういう平和はどういう平和であるか。どちらかが他の一方を征服する。ソ連がアメリカを征服するか、アメリカがソ連を征服するか。共産主義が勝つか、民主主義が勝つか。共産主義が民主主義を倒すか、民主主義が共産主義を倒すか。どちらが勝ち、どちらが負けてしまわなければ、世界は平和にならぬと思うているようであるが、私はどちらが負けても、またどちらが勝っても、世界は平和にはならぬと思う。必ず平和ではない。負ければ負けた者はくやしい。そのくやしい心が必ず仇討するに違いない。勝った者も仇討されるかと思って、おだやかではない。

(『真人』第八三号「法然と親鸞」)

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