正信偈唱和
歎異抄
歎異抄講義(上)・本文
『歎異抄』の第一条に、「念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり」(真宗聖典六二六頁)と説かれるように、念仏者は阿弥陀仏の光の中に包まれて生活する。ですから、たとえどれほど悪魔が祟りをなそうとしても、阿弥陀仏の光の中に包まれている人にまでは手出しができないのです。どれほど災難があっても、そういうことは仏になる道に一切妨げはありません。
(我執にとらわれる外道の教え 194頁6行目~194頁9行目)