仏教人生大学
お電話でのお問い合わせ(葬儀24時間電話相談):03-5879-4501
銀座キャンパス
資料請求・お問い合わせ
基本講座
仏教入門講座
聖典講座
教養講座
出張講座
外に出て学ぼう

Home トップページ  >  今日の法話  >  10月12日(水)毎朝のお経と法話の会 (正信偈)

10月12日(水)毎朝のお経と法話の会 (正信偈)

正信偈唱和


歎異抄


歎異抄・第三条

一 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。しかるを、世のひとつねにいわく、悪人なお往生す、いかにいわんや善人をや。この条、一旦そのいわれあるににたれども、本願他力の意趣にそむけり。そのゆえは、自力作善のひとは、ひとえに他力をたのむこころかけたるあいだ、弥陀の本願にあらず。しかれども、自力のこころをひるがえして、他力をたのみたてまつれば、真実報土の往生をとぐるなり。煩悩具足のわれらは、いずれの行にても、生死をはなるることあるべからざるをあわれみたまいて、願をおこしたまう本意、悪人成仏のためなれば、他力をたのみたてまつる悪人、もっとも往生の正因なり。よって善人だにこそ往生すれ、まして悪人はと、おおせそうらいき。

本日の歎異抄・第三条 講義文

また、体の調子が悪いという場合はどうでしょうか。「若い人はいいなあ」と、よくいいますが、そういわれても、若い人たちには何がいいのか、よくわかりません。そして、若い人が、お年寄りや体の不自由な人を見ると、「かわいそうだなあ」と思う気持ちと、「どうしてそんなにゆっくりと歩いていられるの」というような気持ちが起こります。これは何故かというと、自分の体を誇っているからです。自分は早く歩くことができるという気持ちがあるから、早く歩けない人に対して「遅い」という気持ちが出てくるのでしょう。これは、人に対して冷たい心があるということでしょう。自力というのは、自分の力ということだけではないのです。冷たい心だということです。

(本願他力の意趣にそむけり 75頁6行目~75頁12行目)

仏教人生大学
資料請求・お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ(葬儀24時間電話相談):03-5879-4501
Copyright © 仏教人生大学 All Rights Reserved.

ページトップへ