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12月8日(金)毎朝のお経と法話の会

歎異抄


歎異抄・第七条

一 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報を感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なりと云々

本日の歎異抄・第七条 講義文
親鸞聖人が著された『教行信証』の「化身土巻」には、「魔」とか「鬼」についての解説が引用されています。いま「魔」というのを見てみると、
魔はすなわち悪道の所収なり。(真宗聖典三九七頁)
とあり、「悪道」というのは苦しみの世界、悪い世界に収められるものが魔であるといわれているのです。
それから、『摩訶止観』という天台宗の根本のお聖教ですが、その『摩訶止観』に魔事境ということが書いてある。
魔の発相を明かすには、管属に通じてみな称して魔とす。細しく枝異を尋ぬれば三種を出でず。一つには慢悵鬼、二つには時媚鬼、三つには魔羅鬼なり。三種の発相、おのおの不同なり、と。(真宗聖典三九七~三九八頁)
これはどういうことをいっているのかというと、悪魔がはたらきをなすには、悪魔の親分も悪魔の家来たちも、みんな同じく魔だということ、それを詳しく尋ねると、三種の鬼がいるというのです。

(魔界・外道も障碍することなし 186頁8行目~186頁後2行目)

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