トップページ > 今日の法話 > 10月8日(木)毎朝のお経と法話の会
曽我量深先生の言葉
自分を信ずることによってまた人を信ずることが出来る。自分自身を信じないで人を信ずることは出来ない。自分を信じないから人を信ずることが出来ない。相手を疑っておるのは、自分を疑うておるからだ。自分を疑うておる人間は相手を信ずることは出来ません。だから「自信」ということは自分を信ずること、自らを信ずることを自信という。自らを信ずる――自らが信ずるのではなくて、自らを信ずる。
(『曽我量深先生講話集』第五巻・二六五―二六六頁)
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