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12月2日(水)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和

曽我先生の言葉拝読及び僧侶法話

曽我量深先生の言葉本文

その平和の心を得るというのは、如来の本願を信ずることです。如来の廻向にあづかることです。この広い世界の中に、たった一人親鸞がおれば世の中がみんな平和になる。なぜなれば、得生者は願生者でありますからね。得生者のみが本当に願生するんです。得生しないで願生というのは虚偽の願生でしょう。真実の願生というのは得生者の情として願生というものがあるわけです。そうでありませんかね。他力なんていうのはやはり人間に向かって他力ということをいっているにちがいない。自分自身は他力・自力はないんで、そういうことばであらわされない境地をもっている。人に向かって説くときに他力という言葉で説くんです。自分には何も他力・自力はないんです。
けどもどうしてそれが出てきたかといえば、自分が自分と対話しているに違いない。いつも自分が自分と対話している。これが得生者というもんでしょう。本当に自分が一人でもって、一人が二人である。また二人にして一人である。そういうところに対話というものがあって、そこに如来の本願というものがあるわけでしょう。

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