トップページ > 今日の法話 > 12月15日(火)毎朝のお経と法話の会
正信偈唱和 曽我先生実語抄拝読及び僧侶法話 曽我量深先生の言葉本文
萬人ことごとく一歩下る余裕があれば、初めて自分も平和であり、また世界も平和である。一歩下るという構えがある無限に進む構え、これがつまり念佛往生の誓願であり、一歩下がることができたのが、本願成就である。本当に生きるということはまた本当に死ぬということである。本当にほがらかに生き、ほがらかに死ぬ、この構えが退一歩である。
(『浄土の問題』四二―四四頁)
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