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12月20日(日)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和

歎異抄講義(上)拝読及び僧侶法話

歎異抄講義(上)・本文

地位も名誉も財産も、あれば幸せなように見えますが、それが不幸の原因になるということは多いのです。恋人ができれば幸せだと、たいていの人は思うけれども、恋人ができたおかげで、今度は苦しみが始まることもある。破局したといっても最初の状態に戻るだけなのですが、そこに悲しみだけが残るのです。

これを、とらわれの心といいます。いつまでも幸せを自分のものにしておきたいという思いがあるせいで、自分が傷つくわけでしょう。私たちは、生まれたときには裸なのですから、もとの状態に戻っただと思えれば、どういうことはないでしょう。大邸宅を構えても、破産してしまったら、「何もなくなった。もとに戻った」といえばいいのでしょう。そのように思えないのは、いつまでもこれを自分のものにしておきたいという思いがあるからです。もともと裸で生まれてきたのに、つかんだものをずっと自分のものにしておきたいと思う。そういう思いがあるからこそ、永遠に幸福ということは、ないものです

(真如一実の功徳宝海 204頁1行目~204頁9行目)

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