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12月23日(水)毎朝のお経との法話の会

正信偈唱和

曽我量深先生生の言葉拝読及び僧侶法話

曽我量深先生の言葉本文
 

〇 清澤先生の「絶対他力の大道」を読むと

自己とは他なし、絶対無限の妙用に乗託して任運に法爾に、此の現前の境遇に落在せるもの、即ち是なり。

 

自分から見れば一応偶然のものであるが、歴史的に与えられた境遇である。歴史的必然というものである。どうでもこうでもその境遇を受けなければならぬようになっている。これは宿業というものである。

自分から見れば一応偶然のものであるが、歴史的に与えられた境遇である。歴史的必然というものである。どうでもこうでもその境遇を受けなければならぬようになっている。これは宿業というものである。

〇 宿業は、ただ宿業と成り立たぬものあって、宿業は、如来の本願に乗託し、如来の本願に救われておる所に、救わるべきからざる自己を発見する。

〇 救わるべからざる宿業の自己を見出したことは、救いを得ている証拠である。

〇 救いを得ておらない者ならば、運命者であろう。

〇 環境は私共が選択する必要はない。この環境を与えられることは必然のものである。絶対唯一の環境の前に私共は落在している。環境を選択する自由はない。それを宿業という。

〇 けれども、宿業ということは如来の本願に乗託していることを前提して始めて宿業が成立する。

〇 この境遇は絶対無限から与えられたものである。だから自分に自由はない。必然的のものである。

〇 現前の境遇のある所に絶対無限の佛まします。苦しんだり楽しんだりしている所に常にそこに如来まします。

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