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1月10日(日)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和


歎異抄講義(上)拝読及び僧侶法話


歎異抄講義(上)・本文

十方の仏たちが出る道が、「念仏は無碍の一道なり」という道なのです。十方の仏たちは、念仏によってさとりを得たのだということです。たくさんの仏たちがおられるけれども、みなその私たちが今、称えている念仏、同じ念仏によって、仏さまになったのだといわれます。そうすると、念仏する私たちにとって、諸仏たちは、私たちの先輩だということになります。

「十方無碍人、一道より生死を出でたまえり」とある道は、無碍道だということです。では「無碍」とは何かということです。『浄土論註』に、

「無碍」は、いわく、生死すなわちこれ涅槃なりと知るなり。

(「行巻」真宗聖典一九四頁)

とあります。これは『正信偈』の中に、

惑染の凡夫、信心発すれば、生死即涅槃なりと証知せしむ。

(「行巻」真宗聖典二〇六頁)

とあります。「惑染凡夫信心発」というのは、迷いに迷っている凡夫が信心を発せばということです。そして「証知生死即涅槃」というのは、生死即涅槃だということが明らかにされるのだということです。「生死即涅槃」が、「無碍」ということです。「生死」は迷いです。「涅槃」はさとりです。つまり、迷いがそのままさとりだということに気づくこと、それが「無碍」ということです。

(無碍の一道なり 176頁4行目~176頁13行目)

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