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2月13日(土)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和

歎異抄講義(上)拝読及び僧侶法話

歎異抄講義(上)・本文

わがままを張る心、我執からいうと、難しいということです。人に負けまい、とにかく勝負だと思っているような心では、この柔軟ということは大変難しい。しかしながら、その意地を張る心が間違いなのだと気づいたところから、柔軟という心に触れさせていただくということになるのです。

これは人間の関係の中でもそうです。親が子を教えるといいますが、逆に、子によって親が教えられるということがある。これが本当の親になったということでしょう。先生と生徒も同じです。生徒から教えられて初めて本当の先生になるということでしょう。失敗があっても、失敗は成功の母なりというように、失敗はなにも悪いことではありません。失敗してこそ、正しい智慧が育つわけです。失敗することによって、今度はこのようにしようとか、失敗した人の気持ちがよくわかるようになるというように、柔軟な心が育まれてくるわけです。失敗から学ぶこともたくさんあるのだということを、子どものころから教えておくことが必要ではないかと思います。柔軟であるから妨げがない。柔軟心によって状況に処していくことが大事なことなのです。このような教えが「無碍の一道」ということです。

(柔軟心と金剛心 182頁3行目~13行目)

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