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7月25日(火)毎朝のお経と法話の会

正信偈唱和


歎異抄


歎異抄・第九条

一 「念仏もうしそうらえども、踊躍歓喜のこ

ころおろそかにそうろうこと、またいそぎ浄土へまいりたきこころのそうらわぬ

は、いかにとそうろうべきことにてそうろうやらん」と、もうしいれてそうらい

しかば、「親鸞もこの不審ありつるに、唯円房おなじこころにてありけり。よく

よく案じみれば、天におどり地におどるほどによろこぶべきことを、よろこばぬ

にて、いよいよ往生は一定とおもいたまうべきなり。よろこぶべきこころをおさ

えて、よろこばせざるは、煩悩の所為なり。しかるに仏かねてしろしめして、煩

悩具足の凡夫とおおせられたることなれば、他力の悲願は、かくのごときのわれ

らがためなりけりとしられて、いよいよたのもしくおぼゆるなり。また浄土へい

そぎまいりたきこころのなくて、いささか所労のこともあれば、死なんずるやら

んとこころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為なり。久遠劫よりいままで流転せ

る苦悩の旧里はすてがたく、いまだうまれざる安養の浄土はこいしからずそうろ

うこと、まことに、よくよく煩悩の興盛にそうろうにこそ。なごりおしくおもえ

ども、娑婆の縁つきて、ちからなくしておわるときに、かの土へはまいるべきな

り。いそぎまいりたきこころなきものを、ことにあわれみたまうなり。これにつ

けてこそ、いよいよ大悲大願はたのもしく、往生は決定と存じそうらえ。踊躍歓

喜のこころもあり、いそぎ浄土へもまいりたくそうらわんには、煩悩のなきやら

んと、あやしくそうらいなまし」と云々

本日の歎異抄・第九条 講義文

さらに『歎異抄』第三条には、
煩悩具足のわれらは、いずれの行にても、生死をはなるることあるべからざるを

あわれみたまいて、願をおこしたまう本意、悪人成仏のためなれば、他力をたの

みたてまつる悪人、もっとも往生の正因なり。(真宗聖典六二七~六二八頁)
と説かれています。悪人の救いのために、阿弥陀仏は本願を起こしてくださった

。その本願を示すのが南無阿弥陀仏です。他力をたのみたてまつるとは、具体的

に、南無阿弥陀仏と念仏もうすことです。ですから、煩悩具足の一人として、お

念仏もうすということが、はっきり説かれています。

(念仏もうしそうらえども 234頁6行目~234頁後7行目)

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