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7月21日

【本文】 『歎異抄』- 第七条 -

一 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報も感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なりと云々

 

【解説】 法蔵館『歎異抄講義』上巻・三明智彰著

念仏はどのようなものかといいますと、「無碍の一道なり」とあります。「無碍の一道」というのは、どういうことかというと、「何ものにも妨げられない一筋の道」です。「何ものにも妨げられない」というのは、碍がないということです。碍というのは、妨げ、障りというような意味があります。ですから、「無碍」というのは、妨げがない。妨げられない障りがないということになります。ですから、「無碍の一道」というのは、妨げがない、妨げられない一筋の道だということになります。このように見てみると、なんだか力任せに他のものを蹴散らせながら進む大きな戦車のようなもの、ブルトーザーのようなものを想像してしまいますが、ここはどのように理解したらよいでしょうか。

(無碍の一道なり 174頁後2行目~175頁6行目)

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