【本文】 『歎異抄』 -第七条-
一 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報も感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なりと云々
【解説】 法蔵館『歎異抄講義』上巻・三明智彰著
これは『高僧和讃』「善導讃」の一首です。「金剛」はダイヤモンドです。ダイヤモンドは何を譬えているかというと、硬いということを譬えています。「金剛」は、迷いがないということを示している。ダイヤモンドのような信心をいただくのだということで、「金剛堅固の信心」という場合もある。
(金剛心と柔軟心 180頁17行目~181頁3行目)