【本文】 『歎異抄』 -第七条-
一 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報も感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なりと云々
【解説】 法蔵館『歎異抄講義』上巻・三明智彰著
「柳に雪折れなし」という言葉があります。「水がよく石がうがつ」とか、「柔能く剛を制す」という言葉もあります。そのような智慧をいただくのが仏さまの教えです。柔らかい人は怪我をしない。これはスポーツだけの話ではなくて、心の姿勢もやはり柔らかくしましょうということです。柔らかい心は怪我をしないというのが、この「不二の法門」ということです。
(金剛心と柔軟心 180頁8行目~180頁11行目)