曽我先生実語抄
【本文】
佛様から信じられておる。―これが大事なことです。私たちは、本願ばかりいうておるけれども、本願を起こしてくださるということ、本願を起こしてくださるということは、佛様が私どもを信じていなさる。われわれのようなものを信じておいでになる方は阿弥陀如来ー。諸仏はわれわれを信じない。観音様からも信じられない。信じていなさらん。ただ私どもを、われわれのようなものを信じておいでになるお方は阿弥陀如来はー。だから、阿弥陀如来から信じられている者だと、そういうことを知らしてもらう。それを、信心という。それを、如来廻向の信心という。
(如来廻向の信心 70頁13行目~71頁9行目)