【本文】『歎異抄』 -第七条-
一 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報も感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なりと云々
【解説】 法蔵館『歎異抄講義』上巻・三明智彰著
まず最初に脅しにかかる。弓や槍を持って、「もう修行はやめろ。やめなければ殺すぞ」とたくさんの軍隊が押し寄せてきたのです。しかし、釈尊が、「どんなに脅かされても、私はこの座を捨てない。ここで坐禅を組み続ける。いくら脅しても私はびくともしない」といわれたら、悪魔の軍隊は引き下がっていったのだそうです。軍隊が脅してもびくともしなかった。
(降魔 188頁13行目~188頁16行目)