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9月2日(土)毎朝のお経と法話の会

歎異抄


歎異抄・第九条

一 「念仏もうしそうらえども、踊躍歓喜のこ
ころおろそかにそうろうこと、またいそぎ浄土へまいりたきこころのそうらわぬ
は、いかにとそうろうべきことにてそうろうやらん」と、もうしいれてそうらい
しかば、「親鸞もこの不審ありつるに、唯円房おなじこころにてありけり。よく
よく案じみれば、天におどり地におどるほどによろこぶべきことを、よろこばぬ
にて、いよいよ往生は一定とおもいたまうべきなり。よろこぶべきこころをおさ
えて、よろこばせざるは、煩悩の所為なり。しかるに仏かねてしろしめして、煩
悩具足の凡夫とおおせられたることなれば、他力の悲願は、かくのごときのわれ
らがためなりけりとしられて、いよいよたのもしくおぼゆるなり。また浄土へい
そぎまいりたきこころのなくて、いささか所労のこともあれば、死なんずるやら
んとこころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為なり。久遠劫よりいままで流転せ
る苦悩の旧里はすてがたく、いまだうまれざる安養の浄土はこいしからずそうろ
うこと、まことに、よくよく煩悩の興盛にそうろうにこそ。なごりおしくおもえ
ども、娑婆の縁つきて、ちからなくしておわるときに、かの土へはまいるべきな
り。いそぎまいりたきこころなきものを、ことにあわれみたまうなり。これにつ
けてこそ、いよいよ大悲大願はたのもしく、往生は決定と存じそうらえ。踊躍歓
喜のこころもあり、いそぎ浄土へもまいりたくそうらわんには、煩悩のなきやら
んと、あやしくそうらいなまし」と云々

本日の歎異抄・第九条 講義文
「他力の悲願は、かくのごときのわれらがためなりけり」の「他力の悲願」とい
うのは、弥陀の本願のことです。自力の悲願ではありません。他力というのは、
阿弥陀仏の本願の力、仏さまの力のことを他力といいます。この悲願というのは
、大悲の誓願です。「悲」という字は、これは悲しみという字ですが、これは相
手の苦しみに共感するという意味です。インドの言葉でカルナーという言葉で、
その翻訳がこの悲の字です。相手と苦しみを共にし、共に呻き声をあげる。そう
いうのがもともとの意味です。思い切っていいますと、まことの愛ということで
す。利害打算をともなう愛ではなくて、まことの愛。自分のすべてを投げ出して
相手を救うという真心です。

(たのもしく感じる 249頁後1行目~250頁5行目)

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