<内容>
老病死の苦しみは必ず訪れる。死ぬ苦しみを避けようとして、ある作家は「安楽死」を望んでいる。ある評論家は「自殺」を選んだ。高齢社会の今、「あなたはどう死ぬのか?」が問われている。この講座では、死に最も関係の深い「がんという病気の現実」を題材にしていきます。
<今期の趣意>
「がんという病気の現実」を題材にして「死ぬ苦しみとは何か」「死ぬ苦しみからの解放を成し遂げるとは」、そして「親鸞思想は生死の問題をどう説いたか」などを話し合いながら、それぞれが安心を探してゆくことにあります。がんの患者さん、家族のみなさん、そして、関心をもつみなさん、たくさんの参加をお待ちしております。
<プロフィール>
1999 年まで国立がんセンター婦人科病棟医長、2006年まで栃木県立がんセンター緩和医療部長を経て、2012年まで武蔵野大学看護学部教授。現在野村病院緩和ケア顧問、武蔵野大学仏教文化研究所研究員、築地本願寺にて「がん患者家族語らいの会」会員。
カテゴリ | | 基本講座 |
講 師 | | 野村病院緩和ケア顧問・武蔵野大学仏教文化研究所研究員 種村 健二朗 |
日 時 | | <2022年度前期> 休講 |
場 所 | | 銀座(銀座校舎) |